オシムの言葉

12/5発売のはずだが、スポーツノンフィクションの新刊、しかも題材がイチローでもナカタでもないので、書店はほとんど入れなかったのだろう。どこも品切れだった。
ネットで買うしかないかと思いつつ、千葉駅のJEF KIOSKを覗いたら買えました。
同著者のストイコビッチ本と同じく、ユーゴ内戦時の状況をニュートラルな立場で書いている。言葉にするのが難しいファンタジスタのプレーと違って、監督業はその指導法や言葉を伝えやすいのだろうか、あるいはすでに書いたことの繰り返しを嫌ったのか、ストイコビッチ本と比べると、内戦よりも現在のエピソードの割合が多めに思える。オシム監督、来年も再来年も、そう、トヨタカップに優勝するまでジェフを鍛えてほしい。